(ある)セールスマンの死
アーサー・ミラー亡くなりましたね。
彼の作品は「セールスマンの死」しか読んでない。
「セールスマンの死」はニューヨークでお芝居も見ました。
夜の部だったんですが、そこに行くまで歩き回りすぎて、
上演中ほとんど寝てしまったという思い出しかない。
なにか賞を受賞して、えらく評判になってたはずなのに…
みごとに客が白人、しかもご高齢の方ばかりだったことは記憶してます。
あと、学部生を対象にした、1回きりのゼミを担当したとき、
この「セールスマンの死」を取り上げた(というか先生からの指定)。
読み込みが足りまへんなぁ、というのが学生に対する感想でした…えへへ。
英語も内容も難しくないですしね。
共感というか、可哀想なお父ちゃんに同情する気も起きそうなものです。
「セールスマンの死」はたしかに名作ではありますが、
文学的評価の点から考えると、
やはりテネシー・ウィリアムズの方がおもしろいかな。
Death of a Salesman (Penguin Plays)
- 作者: Arthur Miller
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 1976/10/01
- メディア: ペーパーバック
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