漣健児

昨日放送されたNHKFM「ザッツ・オールディーズ・リクエスト」内で、漣健児トリビュートコーナーがあった。漣健児氏による訳詩は、原曲の訳詩というよりも、まったくのオリジナルと言っていいと思う。訳を超えている。まさに超訳。でも、1950・60年代のアメリカン・ポップスの能天気さ加減は、かなり忠実に訳されているようです。日本語にしかできない楽しい韻のあわせ方とか、言葉の選択のセンスのハイカラさはステキ。当時流行の先端だったであろう言葉は、いったん死に絶えたけど、今の時代に聴くとポップ、かつ清きさがある。坂本九の「ステキなタイミング」は、歌詞も凄いけど、あの九ちゃんの身体的な声が素晴らしい。「ルイジアナ・ママ」は♪マーイ ルイジアンナ ママ ロム ニュオリン♪
のサビ部分の歌い方(英語の発音としてはネイティブ並・笑)と♪びっくり仰天 有頂天〜♪の歌詞が好きです。


http://www.shinko-music.co.jp/sazanami/


作品集もあるらしい。欲しい。

漣健児のワンダーランド?ルイジアナ・ママ

漣健児のワンダーランド?ルイジアナ・ママ