「はじめての言語学」「その他の外国語」黒田龍之介

いつもお世話になっている黒田先生のご著書を紹介します。
私の偏狭な外国語に対する意識を破壊してくださいました。
学生のときは、言語学の授業など茫漠とやり過ごしてましたし、
いまだにチョムスキーの本も読んだことがない…
英語という語学に関わっているのにちょっと恥ずかしいかも。
先生はスラブ語のプロフェッショナルでありながら、
なぜか現在は英語を教えてらっしゃる。
この大学は贅沢というか、もったいないことするなーと思うのですが。
内容については、いろいろなブログで触れられているようなので、
そちらにお任せします(笑)


黒田先生は「龍之介」という、おもいっきり男臭い名前にもかかわらず、
ご本人はいたって母性的な、ソフトなあたりの方です。
筆致もやわらかくて、言語学に疎いく敬遠しがちなワタシでも、とっつき易いです。
若い女性からのファンレターが最近多いそうですが(笑)その傾向も納得です。
あと、黒田先生はとてもとてもお話がお上手で、いつも笑わせてもらってます。


これは先生からいただいた本です。
表紙が違うんですけど、たぶんコレです。講談社新書。

はじめての言語学 (講談社現代新書)

はじめての言語学 (講談社現代新書)

初めて購入したのはこちらの本。
写真についているコメントに、いちいち笑ってしまいます。
言葉の通じない国に旅行したくなります。

その他の外国語―役に立たない語学のはなし

その他の外国語―役に立たない語学のはなし


あと、以前ワタシがここで触れたアーサー・ビナードさんについて、
torifuneさんがコメントを寄せてくださったので、
そのときの日記をコピーしておきます。
http://d.hatena.ne.jp/yumyum888/20050514#c