かれこれ8年ぐらい、
フラナリー・オコナーという作家の作品を研究してるわけですが、
今年、一応その研究にひとつの区切りをつけようとしてます。

最近心の底から感じるのです。
オコナーさんが、わたしの身近にいる人たちの言葉を媒介にして、
わたしに近づいてきていると。
…ちょっとオカルトっぽいですか?(笑)
でも、本当です。
言葉を発している本人には、もちろんその気は無いです。
にもかかわらず、その言葉によって、
わたしには今まで断絶してたものが、
ハッキリと繋がってくるのが見えるんです。
オコナーさん、これを言いたかったのね!
あれもこれも、みんなここにこう通じてたのか!ギャオウ!


今日、論文の構成を考えてたら、
ハッとこの奇跡に気がついて、
身震いしてしまいました。鼻息も荒くなりました。
こういう時にものを書くと、俗に言う「真夜中のラブレター」になります。
クールダウンして客観的にならないと。
ということで、本八幡まで行ってツイスト踊ってきました。
疲れました。


でも、オコナーさんが近くにきてくれても、
論文を学術的に価値のあるものにするのは、わたしの努力次第。
おごらず、一歩ずつ確実に、この獣道を開拓していこう。
…結局「真夜中のラブレター」になってしまった(笑)


賢い血 (ちくま文庫)

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